宮城県発 どたばた研修医が良医を目指すブログ

終末期医療に興味がある研修医が日々学んだことや本の紹介などを発信します。

国試を終えて

医師国家試験に向けてやったことをまとめます。

 

・勉強について

実習と合わせて某予備校の授業を受ける。

参考書を読む。 →別の記事でまとめます。

回数別問題集で直近3年分を分析。

予備校のテキストを3周以上する。

medu4で総論対策。

模試の復習をする。

 

・生活について

勉強会を行う。

予防接種。

早寝早起き(当日に合わせた生活習慣)。

食事内容に気をつける。

 

おおまかにこんな感じです。

当日は筆記用具、受験票などの必要なものの他、糖分とビタミンB1が含まれているサプリメントを持って行きました。

 

 

 

 

勉強会について

僕は国試勉強を始める前に色々な先生や先輩から勉強会をすべきという話を聞いていました。

 

そこで当初は漠然と

メリット

強制力が働く。

色々な視点の情報が手に入る。

デメリット

時間調整してまで、複数人でやるメリットが少ない。

またどのようにすれば複数人で勉強会をするメリットを享受できるかわからない。

と考え、勉強会をすることに対して若干の疑問を持っていました。

 

国試を終えた僕の意見として

メリット

強制力が働く。→朝7:00に集合し、遅れたら昼食オゴリというゲーム感覚で。

世間話が大抵国試の話題なので、スキマ時間の勉強が自然とできる。

案外楽しく国試勉強ができる。

国試当日に不安を共有できる。→いつも一緒に勉強していると実力が拮抗してくるため

デメリット

友人と成績を比べてしまい、焦る。

無駄な世間話をしてしまうリスクがある。

 

具体的にどんなことをやったかというと

・回数別で気になった問題・ワードの紹介。

・今年のヤマを張り合う。

・自分が間違えた問題を他の人はできるか確認。

→国試は90%が合格する試験なので、「自分は間違えて、他の人は正解できた状況を減らす」ことができれば受かる。

 

グループ学習によって120%の学習効率というよりは、学習環境を整えるのが楽という印象でした。(もちろんやり方によっては学習効率を高める方法もあると思いますが)

デメリットも自分が働きかける事によって減らすことができますし。

結果として僕はわりかし楽しく国試勉強を終えることができました。

 

 

 国試勉強も医療と同じでリスクとべネフィットを比べてより良い選択をすることが必要です。この記事が来年以降試験を受ける方々の参考になれば幸いです。